遊びは、子どもの発育に
大きな影響を与えます。
今回は、「ターザンロープ」の
効果について、お伝えします。
腕や体幹などの様々な力がつく
ターザンロープは、
自分の体が落ちないように、
否が応でもロープを握らなければ
なりません。
ターザンロープに跳びつく段階で強く握る際に握力の筋力がつきます。
自分の体を保つために握力の筋持久力がつきます。
折り返し地点でさらに再び強く握って握力の筋力を強化します。
刺激を与えるのは、握力にだけではありません。
ロープを握った状態でバランスを保とうとするため、
腕や腹筋、背筋、太ももにも良い刺激を与え、体幹を強化します。
また、ロープが手前から遠くに離れたり、
遠くから近くに戻ってきたりするのを
見ることは、ビジョントレーニング
になります。
そして、ターザンロープの場所をよく見て、
握ったり、跳び移ったりすることで、
視覚機能を高めることができます。
ビジョントレーニングについては、
以前に記述しておりますので、
以下のリンク先をご参考ください。
挑戦する力や創造性を高める
ターザンロープは、様々な挑戦する意欲を
沸き立てます。
- 少しがんばったら、できそう
- ロープに大きく跳び乗ってみよう
- スピードを速くしてみよう
- 揺らし方を大きくしてみよう
- (逆立ちのような状態で)足を上にして握ってみよう
このように、挑戦する力が自然に身についてきます。
ターザンロープに挑戦する中で、
「あんなこともできるだろう」と
創造性を育まれていきます。
社会性を養う
ターザンロープは、人気の遊具なので、
子どもが列になって自分の順番を待っている
ことがよくあります。
そこで、順番を守ることや次の人のために
ロープをもとの場所に戻して渡すという
ことをして社会性を育んでいきます。
遊びを通して、人のため、みんなで楽しく過ごすために
自分にできることを学ぶことができます。
このように、ターザンロープは、
子どもの成長のために効果的な遊具です。
安全に気をつけて使用させていきましょう。
それでは、今日も学ばせていただきました。
ありがとうございましたっ!
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