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【自立活動】題材として「卓球」を取り入れてよかったこと3選!

教育現場

自立活動について

私は、自立活動で
卓球を題材として
取り入れています。

この冬場の時期では、
毎日のように卓球をやっています。

年間通して、
卓球を自立活動でやってよかった
と思ったことを
特に3つに絞り、
お伝えします。

自立活動については、こちらで解説しています。

準備が簡単!

自立活動で子どもたちに
運動をさせる場合、
準備物が多く、
手間や時間がかかる場合があります。
支援者の数が少ない場合には、子どもを見ながら、
準備をしなければならないこともあります。

しかし、卓球なら、準備するものは単純です。

  • 卓球台
  • ネット
  • ラケット

ラケットや球は子どもが準備できます。
ネットは、高学年以上であれば、
準備できる子もいるかもしれません。

卓球台は、推奨はされていませんが、
大人一人でも広げたり、折りたたんだり
できるタイプのものもあります。

1台組み立てるのに、1~2分もあれば、
セッティングをすることができます。

ビジョントレーニングになる!

学級の子の運動能力の実態は、
それぞれ異なります。

卓球のような球を打ち返し
相手のコートへ球を入れることは、
球を空間で認知したり、
ラケットの面を合わせたり、
力の加減をしたり等、
様々な要素が重なり合うため、
とても高度なテクニックが
必要とされます。

だからこそ、うまくできた時の
達成感は、ひとしおの様で、
とても嬉しそうです。

高度なテクニックが必要とされる
ということは、卓球でそれらの構成要素
である、空間の球に合わせ、
力の加減や手や腕の運動等を
鍛えることができるということです。

空間認知や力の加減等は、
苦手な子が多いことは、
事実です。

しかし、だからこそ卓球ができるように
なるということは、
自立活動がめざす、
「障害による学習上又は生活上の困難を主体的に改善・克服するために必要な知識、技能、態度及び習慣」
を養うことに十分通じると考えられます。

実際に、運動が苦手な子も、
自分の技術が向上したり、
上手な人とダブルスを組み、
協力プレーをしたり、
して卓球を楽しんでいます。

卓球は、「ポン、カ、ポン、カ」と
心地よい音がなったり、
球が美しい軌道を描いて跳ねたりするので、
周りで見ている子どもも食い入るように
球を追っています。

活動の場にいる全員で、
ビジョントレーニングをしている
状況を自然に作り出すことができます。

運動習慣になる

活動を取り入れた当初は、
私が、「卓球をやろう」と
子どもを誘っていました。

しかし、今では、子どもたちが
毎日のように「卓球がしたい」
と言っています。

卓球は、ネットやテーブルをはさみ、
軽い球を用いるため、
基本的に安全に取り組むことができる
ことも習慣化しやすい点です。
恐怖心をもつことなく取り組むことができ、
スポーツのモチベーションが継続しています。

私が今の学校に勤務している間に、
今よりもっと卓球を楽しめるような
技術をつけさせてあげたいと
切に思っています。

そして、できるならば、
子どもたちが卓球を
自分ができる生涯スポーツの
一つとして思えたらいいなと
考えています。

それでは、今日も学ばせていただきました。

ありがとうございましたっ!

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