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子どもの「あれがしたい!」「これがほしい!」をどのように対応したらいい?

子育て

子どもの話をしっかり聴く

親にもいろいろとやりたいことはあります。見通しをもって家事をしています。しかし、子どもは時間や場所、親の都合等を考えないで、

「公園に行きたい」

「一緒に遊びたい」

「このおもちゃが欲しい」

等と言うことがあります。


そして、親は、

「子どもの朝の準備ができていない」

「夕飯を作らなくてはならない」

「これからやりたいと思っていたことがあったのに」

等という子どもの言っていることを
聞けない状況であることがあります。

そのような親にとって都合のよくない時でも
まずは、子どもの話をしっかり聴きましょう

自己主張を認めてもらえないと

「あれがしたい」「これがほしい」等は、
子どもの自己主張です。

これを子どもが言ったそばから、
批判的に言っていると、子どもは、
「自分の考えはよくない」と思ってしまう
可能性があります。

仮に、親が子どもの考えや意見を全て否定していると
子どもは、

  • 何を言っても聞いてもらえない
  • 自分の考えがおかしいのかな

等と考えてしまいます。

これを続けていると、
子どもは自分の考えや感じ方に
自信がもてず、
全ての判断を他人に依存する
ようになります。

話をしっかり聴き、認める

子どもの話は、しっかりと聴きましょう

ただ子どもが言った音を
親が認識するだけの
「聞く」ではなく、
子どものことばを
耳や体を傾けて
まずは、受け入れて「聴く」
ことをしていきます。

「そうだね。公園に行きたいんだね」
「いいね!おもしろそうなおもちゃだね」

とにかく、子どもが「考えをきいてもらえた」
と感じられるように親が努める
ことが大切です。

そして、子どもの主張している内容が、
親にとって都合の悪いことであったとしても、
正しいことは、ちゃんと認めます

子どもの言うことをよく聞けば、
「確かにその通りだな」ということも
よくあります。

また、子どもが誤解していることであるなら、
「今このような状況だから難しいんだよ。
それなら、こういう見方もあるよ」
等と教えてあげる必要があります。

子どもの意見や考えを認めるということ

子どもが自発的に思ったことや考えたことを
言語化して外に表出したものは、
しっかりと受け止めて対応したいです。

『子育てハッピーアドバイス』の著者である
明橋大二先生は、このようにおっしゃっています。

子どもの話を、しっかり聞く。たとえ親にとって都合の悪いことでも、正しいことはちゃんと認める。そうすれば、自分の感じ方や判断に、自信が持てる子に育っていきます。

明橋大二、『子育てハッピーアドバイス3』

これからも、子どものことば(自発的な思いや考え)を大切にできる親でありたいです。

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